季節別 洗車ガイド|春夏秋冬で変わる洗車のコツと注意点

はじめに

洗車は一年を通して必要なメンテナンスですが、季節によって汚れ方や注意点は大きく変わります

春は花粉や黄砂、夏は虫や水ジミ、秋は落ち葉や樹液、冬は融雪剤や凍結…。
どの季節も放置すると塗装やガラスにダメージを与え、車の寿命に関わってきます。

私自身、仕事やプライベートで年間を通して洗車をしてきましたが、「あのとき早めに落としておけば…」と後悔した経験もたくさんあります。
この記事では、そんな体験談を交えながら、春夏秋冬の季節別におすすめの洗車方法と便利グッズをご紹介します。


春:花粉・黄砂に注意

よくある汚れ

  • 花粉汚れ → 水分と反応してシミ状に固まり、塗装を侵す可能性あり。
  • 黄砂 → 粒子が大きくザラザラしていて、擦ると小傷の原因になる。

体験談

ある春の日、黄砂が降った翌日に軽い気持ちで拭き上げタオルをかけたら、見事にボディに細かいスジ傷が…。
「流水で落とす」大切さを痛感しました。

洗車のコツ

  • 洗車前にしっかり水で流す
  • 黄砂をタオルで擦らない
  • 花粉は中性シャンプーで優しく落とす

おすすめグッズ

  • 花粉・黄砂対策シャンプー:中性で泡立ちが良いタイプ
  • 高圧洗浄機 or ホースノズル:流水でざっと落とすのに便利

夏:虫汚れと直射日光

よくある汚れ

  • 虫の死骸 → 酸性成分が塗装を侵食。放置すると取れなくなる。
  • 水ジミ(イオンデポジット) → 真夏の直射日光で一瞬にして跡が残る。

体験談

夏の昼間に洗車したとき、拭き取りが追いつかず水ジミだらけに…。
その後コンパウンドで磨く羽目になりました。

洗車のコツ

  • 朝や夕方、日陰で洗う
  • 虫汚れは専用クリーナーで早めに処理
  • ボディが熱いときは水で冷ましてから作業

おすすめグッズ

  • 虫取りクリーナー:スプレーして拭くだけで落ちるタイプ
  • 吸水性の高いマイクロファイバークロス:拭き残しを防ぐ

秋:落ち葉と樹液

よくある汚れ

  • 落ち葉のシミ → 濡れたまま放置すると塗装に跡が残る。
  • 樹液汚れ → ネバネバして固まり、普通のシャンプーでは落ちにくい。

体験談

自宅の駐車場が木の下だった時期、ボンネットに樹液が固着。
放置してしまい、研磨しないと落ちないレベルに…。

洗車のコツ

  • 洗車前にブロアーや手で落ち葉を取り除く
  • 樹液は専用リムーバーでピンポイント処理
  • ワイパー周りやルーフモールに落ち葉が詰まっていないか確認

おすすめグッズ

  • ブロアー(送風機):落ち葉や水滴飛ばしに便利
  • 樹液リムーバー:塗装を傷めにくいタイプを選ぶ

冬:融雪剤と凍結

よくある汚れ

  • 融雪剤(塩化カルシウム) → 金属部品を錆びさせる最大の原因。
  • 凍結 → 拭き取りを怠ると窓やドアが凍ってしまう。

体験談

冬のスキー帰り、下回りの融雪剤をそのままにしていたら、翌シーズンにはマフラーにサビ…。
「冬こそ下回り洗浄が必須」と痛感しました。

洗車のコツ

  • 下回りを重点的に水で流す
  • 洗車後は必ず拭き取り
  • 氷点下では洗車を避け、日中に行う

おすすめグッズ

  • 下回り洗浄ノズル:高圧洗浄機に装着して楽に洗える
  • 撥水ガラスコート:冬の視界確保に必須

季節別まとめ表

季節主な汚れ洗車のコツおすすめグッズ
花粉・黄砂水で優しく流し、擦らない中性シャンプー・高圧洗浄機
虫・水ジミ日陰で洗車、虫は専用クリーナー虫取りクリーナー・吸水クロス
落ち葉・樹液洗車前に落ち葉除去、樹液は専用剤ブロアー・樹液リムーバー
融雪剤・凍結下回り重点、拭き残しゼロ下回り洗浄ノズル・撥水ガラスコート

まとめ

  • 春 → 花粉・黄砂は流水で落とし、擦らない
  • 夏 → 虫汚れは即処理、水ジミを防ぐには日陰洗車
  • 秋 → 落ち葉と樹液は放置厳禁、早めに処理
  • 冬 → 融雪剤は錆の原因、下回り洗浄と拭き取り徹底

「季節ごとに少し意識を変える」だけで、愛車のコンディションは大きく変わります。

Reflect Garageでは、こうした実体験をもとに初心者でもすぐ実践できるカーケア情報を発信しています。
次の休みには、ぜひ季節に合った洗車を試してみてください!

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